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日系企業の人事 基本の「き」

ベトナム人の定着率をアップさせる マネジメント術


ベトナム人はよく自尊心が高いと言われますが、弊社の適性検査結果からは個人差が大きく、マネジメントには十人十色の対応が重要と思います。ただ、共通して、以下の留意点が挙げられます。

①家族との関係性を理解する。両親や兄弟からの仕事のサポート依頼など、日本人には考えにくいほど、彼らは家族との関係性に気を遣いながら生活しています。そのため、上司がその背景を理解することは重要です。家族への挨拶や会食も考慮しましょう。

②目標管理は短期と中長期で行う。長い将来設計より、目先のことや短期的なサイクルでの思考が強いです。そのため、課題設定や目標設定が1年後などではイメージできない場合も多く、3ヶ月後、1ヶ月後、1週間後、1日などの行動変化を起こしやすい、短期と中長期で設定した方がマッチすると思います。

③成長実感や安心ができる職場環境作り。給与以外にも、自己成長したいという欲求の強い人が多くいます。成長を感じられるように褒める機会を増やし、会社への貢献に対して、少し大げさなくらいに感謝を伝えると良いでしょう。また、基本的には保守的な気質なので、安心して長く就業できるように、ビジョンの共有や将来の展望を伝え続ける必要もあります。

会社の仲間との距離感を家族との距離に近づけるため、ランチやキックオフ会などで一体感を持たせるなども効果的でしょう。また、スタッフを良く観察することを日々心がけてほしいです。言語がわからなくてもモチベージョンの変化には気付けると思いますし、日本人よりは感情的に仕事に取り組む人が多い印象です。見られていることでの安心感と抑止力はマネジメントの基本です。

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