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あなたの知らないベトナムビジネス

変化の時代を迎えた ベトナムのタクシービジネス


日、日本に出張しました。発展している日本ですので、とても満喫しましたが、電車で移動するのは少々不便と感じました。ベトナムでドア・ツー・ドアに慣れすぎたからだと思います。

タクシーを運営企業で分類すると、国営、民間、個人があります。国営では空港系のSaigon Air Taxiや、ホテルをホームグランドにしているTaxi Saigontourist。民間ではMai LinhやVinasun Taxiが有名です。個人タクシーは組合に入会して運行しますが、あまり管理されないので、怪しいタクシーも多いようです。

現在のタクシー料金は初乗りがおよそ1万2千VND(約70円)で、その後1万5千VND(約85円)/kmと比較的に安め。この価格を支えるのは人件費の安さと、タクシー償却後の残存価値です。車を5年使っても価値はまだ半分残るという計算なので、日頃の運用でコストを賄えれば、減価償却後に車体を売って一儲けもできます。

そして最近では、スマートフォンのGPS機能を利用したアプリでタクシーを呼べる、UberやGrabTaxiのような新規参入企業が現れて、話題を呼んでいます。予約をするとタクシーが必ず来ること、サービスを評価できること、クレジットカード決済なので小銭を用意する心配がないなど、とても便利です。

今では個人が借金をして新車を購入し、ドライバーを雇ってUberやGrabTaxiに入会し、生計を立てる人も出ているほどの人気。黙っていられないVinasun Taxiは来年から、スマートフォンアプリでもタクシーを呼べるようにするそうです。

残存価値を狙う商売から、車はあくまでも移動手段であり、ユーザーの利便性を第一に考える新ビジネスへ。Vinasun Taxiも含めて、旧体制(?)にも頑張ってほしいです。

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