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あなたの知らないベトナムビジネス

ヤミ(?)の無担保ローンビジネス


日、友人から、「年利20%を払うから、お金を貸してほしい」と言われ、怪しいなと。どうも、クレジットカードを元にキャッシングをしたい人にお金を貸すビジネスで、希望する総額から2%の手数料を引いて、現金を渡す(10万円なら9万8000円)。翌日にクレジットカードの使える量販店から渡した現金プラス0.6%の手数料をもらう(9万8588円)。借主は量販店に10万円を返金する。たくさん回れば手数料も増えるという、いかにも楽に稼いでいるようで怪しすぎるので、まずは調べてみることにしました。

いろいろ調べた結果、このビジネスをベトナムに広めたのは、「キャッシング」という意味のベトナム語のサイト名であるruttienmat.comのようです。一般的に世の中の無担保ローンでは、預金者→銀行→無担保ローン企業→個人へと流れています。個人の信用は戸籍簿、給与明細、支払履歴などで担保しています。

一方で、上記の友人がやっているのは量販店→仲介人(私の友人)→個人へと流れており、個人の信用はクレジットカードの決済機能で担保しています。元来型の無担保ローンと比較して、量販店側はお金を銀行預金より高い金利で貸せる、個人は無担保ローンより安い金利でキャッシングできることで、Win-Winの構図が成り立つわけです。

やや理解しづらいビジネススキームですが、違法と思われるところがないため、最終的に友人にお金を貸すことにしました。今回、友人が協力しているのはとても有名な量販店ですが、仮に量販店ではなく無数の個人であれば、貸す側も借りる側も不特定多数となるフィンテックの無担保ローンモデルもあり得るわけです。このビジネスモデルも将来有望かもしれません。

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