ビジネス

Business

あなたの知らないベトナムビジネス

人材の最適配置とお手頃価格
成長中の家政婦派遣ビジネス


本人の感覚としては「家政婦を雇うなんて」と思うかもしれませんが、ベトナムの中間層以上の家庭ではほとんど家政婦を雇っています。

代表的なパターンは住込みで、例を挙げると朝6時から朝食の準備、子供の世話、掃除、片付け、洗濯、昼食と夕食を作るなどで夜の9時まで。月収で250~300USDくらいです。食と住はカバーされているので、月給200USD前後のワーカーさんと比較して、まったく遜色がない。

ただ、ワーカーの候補は数多くいても、満足度の高い家政婦は中々雇えません。信用できない、整理整頓ができない、清潔に保てない、地方出身者が多いので家電が使えない、料理が作れないなどもあります。また、家政婦は職業のレベルが低いと思われがちで、優秀ななり手がいない。そのために、いつまで経っても職業の地位が上がらないという悪循環に陥っています。

現状を打破しようしているのが若いMinh社長です。仕事のない地方の女性と忙しい都市部の女性をつなぐJupViec.vnを、2012年にハノイで創業。家政婦を住込みの研修センターで研修させてから、各家庭へ派遣するビジネスで、1ヶ月12回、1回3時間で、149万9000VND(約68USD)と比較的手頃な値段です。2015年には家政婦約1000人、お客は約1万5000件にまでなり、さらに2015年末にはスマートフォンアプリを導入して入退出管理、チェックリスト整備、利用者評価を得られるようにしました。2016年6月にホーチミン市支社を作るほど急成長しています。

人的リソースを最適配置するという観点でとても面白いビジネス。もっともっと頑張ってほしい。我が家では、年末の大掃除でこのサービスを使うことが決定済みです。

ページの先頭へ