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ベトナム人マネジメントの「素」

社内の役職を全部廃止?
上司ゼロの組織にチャレンジ中 の巻


白い組織にチャレンジしているローカル企業があります。ホラクラシーってご存知ですか? トップダウンのヒラエルキー経営の間逆です。通常の会社はほとんどこちらの形態だと思いますが、メリットは社員単位の仕事が細分化され、組織をコントロールしやすく、作業効率を高められること。デメリットは組織が硬直化しやすく、セクションでしか物事が考えられないこと。そして、ベトナムでの一番のデメリットは役職者の育成と定着が難しいこと。

ホラクラシーは意思決定者が組織全体に広げられ、メンバーは「役職」ではなく「役割」を与えられます。同時に管理者の視点は、「人の管理」から「業務の管理」に変わってきます。

さて、この会社は営業系の会社で、以前は営業マネジャーやリーダーがいて、それぞれチームで動いていました。一般的な会社組織だったわけです。それを段階的に全ての役職をなくし、今は代表の社長以外の役職者はゼロで、全員がフラットな立場です。

年配者は辞めていったとのことですが、会社の雰囲気も風通しも以前と比べて断然良くなり、役職者のサラリーを各メンバーにも回し、業績も上がっているとのことでした。役割としては「チームキャプテン」が持ち回りであり、10年選手も新卒も皆が担当しています。

営業成績という明確な指標があるからできたのでしょうが、日本人の感覚では「ベトナム人に任せて大丈夫?」、「カオスになって大変じゃない?」。

でも、それは想定内とのこと。確かにフラットなほうが特に南部の方は活躍しそうな印象はありますが、ベトナムローカル企業もどんどん進化しています。負けてられないなーと思いました。

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