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SSI証券のべト「株」探訪記

多くの分野で成長が減速
今後は特に鉱業の回復に期待 Vol. 17


月のVNインデックスは700ポイントを超えて横ばい状態になった。ベトコムバンク、ペトロベトナムガス、ビナミルクなどの大型株は一斉に下落したが、FLCファロス建設、ノバランド、ベトジェットエアなど新規上場銘柄のおかげで、VNインデックスは大幅な下落はしなかった。

年初以降、海外投資家の買い越し額が2兆VNDに達し、2016年の同期に比べて売り越し額はほぼ1兆VNDだった。この数週間で海外投資家の買い越しが続いたが、FRB(連邦準備制度理事会)の3月15日に利上げが予想されてから、購買力が徐々に低下した。

鉱業が前年比-13.5%と大幅に下落し、年初2ヶ月の工業生産指数は2.4%のみ上がり、この数年で最低となった。原油価格は年30%増だが、原油・ガス探査指数は年15.9%減。石炭価格は64%と大幅に上昇したが、石炭鉱業指数は年6.2%減少した。また、鉱業の雇用指数は年4.3%減で、特にバリアブンタウ省で8.6%減。主要な製造加工業も減速して6.6%増。一方、食品、飲料、製紙、皮革、製薬化学、自動車などゆっくりと増加した分野もある。2016年の成長の勢いを生み出したのは繊維や電子製品で、前年同期より増加したが2016年全体より低い。

2017年初の2ヶ月で宿泊・配膳業は年4.2%増で、前年同期比の8%増よりは低かった。ハノイとホーチミン市の売上は各4.1%、3.2%下落した。この時期はタンホア省が最高成長率となり13.3%増に達したが、前年同期比の22.2%増よりは低かった。農業の穏やかな成長が、工業及びサービス業の成長の減退を相殺するのは難しいだろう。

3月に産業界、特に鉱業が回復しなければ、2017年第1四半期の成長は減速すると見られる。

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