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困ったときに読む、 優秀人材の探し方

面接で気を付けたい心理的傾向


8回となる今回は、「面接の評価時に陥りやすい傾向」を挙げていきたいと思います。面接は人が行うものですので、実際にこのような心理学的バイアスを取り除くことは難しいのですが、起こり得る傾向として書いていきたいと思います。

まず1つめは「ハロー効果」です。これは候補者の特徴的な印象に引きずられて、人物全体を判断してしまう傾向のことです。例えば、スポーツを長く続けてきた経験があるので、明朗活発な人物だろうと性格まで推し量ったり、受答えがハキハキとしているので、仕事面や生活面でも機敏だろうと考えるようなことです。逆に、服装が派手だと責任感がない、雑な字を書く人は事務能力が劣る、といった負のステレオタイプになることもあります。

次は「対比効果」です。これは直前の候補者の評価が、次の候補者に影響する傾向です。例えば、前の候補者が非常に優秀な場合、次の候補者が平均的であるにもかかわらず、無意識に比較して低い評価としてしまうなどです。

3つめは「寛大化傾向」です。候補者が自分と同じ出身地であったり、趣味や経歴に共通点がある場合、その候補者に対して評価が甘くなることです。

面接では時間的な制限や、面接官の主観があるので、神経質になり過ぎても仕方ありません。ただ、面接官がこのような傾向に偏る危険を自覚して、より公平な評価を行う心の準備をしておくことも大切ではないでしょうか。私もこれらの傾向を知り、少しは気を付けられているかなと感じています。面接の際に少しでも心に留めてもらえるとうれしいです。今回もありがとうございました。

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