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SSI証券のべト「株」探訪記

加工、建設、飲食・宿泊が上昇
新記録達成で将来はGDP7%も


長の勢いを維持して証券市場は6月に新記録を作った。22営業日中の15日が上昇したVNインデックスは776.47ポイントの新記録となり、38.65ポイント(5.24%)上昇した。HNX指数も5.23ポイント増の99.14ポイント(5.57%)。銀行業、証券、製薬、建設・建材関連株などの多くが積極的な動きを見せて市場を支えた。

外国人投資家の売買動向は変わらず明るく、2017年初来連続で買い越し、買越総額を9兆1100億VNDに引き上げた。未上場株のUPCoM市場を含めて、ベトナム株式市場の規模はGDPの57%の約1110億USDに達し、カタール(1280億USD)やパキスタン(860億USD)などの新興市場に匹敵すると思われる。

第2四半期のGDP成長率は6.17%と上昇し、第1四半期に比べて飛躍的な成長率。貢献したのは加工製造業、建設業、飲食・宿泊サービス業で、加工製造業ではコンピュータ・電子製品・光学製品の製造部門が成長に大きく寄付した。第1四半期の1%低下に対して、この部門は6ヶ月後に+15.3%で成長。4月発売の「Galaxy S8」とも関係があり、携帯電話の輸出は第1四半期の6%減から第2四半期末に15.3%増となった。サービス業では、最大の割合を占める卸売、小売業の減速にも関わらず高い成長率を記録し、不動産業、金融・銀行・保険業、飲食・宿泊サービス業、運輸・物流業が大幅に改善した。

高い成長率の加工製造業、回復した農業、改善されたサービス業のおかげで、2017年上半期の成長見通しは全般的に改善。低水準で伸びる鉱業の成長可能性に加え、各産業の成長率がほとんど7%以上なので、GDP成長率7%は今後数年間で手の届く範囲にあると言える。

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