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SSI証券のべト「株」探訪記

VNインデックス10年ぶり800突破
原油生産の調整で経済成長へ


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Nインデックスは10年ぶりに800ポイントを突破。建国記念日である9月2日のグッドニュースとなった。しかし、この上昇は多くの上場銘柄の動きからではなく、主にサイゴンビール・アルコール飲料(Sabeco)、マサンインベストメントグループ、ビングループなどの大型株がもたらした。

また、外国人投資家は不動産、石油・ガス、建築建材関連株を中心に売り越し、総額は3000億VND以上に及んだ。ベトナム最大級の上場投資信託ヴァンエック・ベクトル・ベトナムETFでは、8月と9月初を合わせて1100万USDの資金が引き出された。市場の幅が広くないことと外国人投資家の売り越しから見ると、VNインデックスの上昇は堅調な動きとは言えない。

マクロでは、食料品、原油、医療サービス価格の高騰、特に豚肉と野菜価格の急騰により、8月のインフレ率は7月より0.92%上昇し、47ヶ月間で最も高い上昇率となっている。2017年下半期のインフレ率の上昇傾向は、数ヶ月前から予想されていたが、この傾向は年末まで続くだろう。年初と比べて8月の消費者物価指数(CPI)は1.23%増、前年同期比3.35%増で年初に設定した目標値の4%より下回っている。

8月の原油採掘量は114万トンで、前月比2.6%減、前年同期比5%減。年初8ヶ月の原油採掘量は920万トンで前年同期比10.8%減となった。2016年同期比で小幅上昇した原油価格から計算すると、8ヶ月の原油採掘価値は4%減と推測される。この結果から、政府は6.7%のGDP成長目標を達成するために、原油生産を増加させないようにしたと見られる。これは合理的な政策であり、2018年の高水準で持続可能な成長に向けて、政府はより成長の原動力である農業やサービス業に焦点を当てるべきだと思われる。

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