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熱視線!ベトナムの不動産マーケット

APEC首脳会議直前の中部リゾート市場動向 Vol. 14


砂が延々と続く美しいビーチと穏やかな気候に恵まれ、ベトナム国内や東南アジアで注目を集めるベトナム中部。特にその中心地であるダナンは、先進的なインフラと持続可能な都市開発により、ビジネスに優しい投資環境を提供している。同市は不動産市場において、海外からの投資受入れに積極的だ。有名な外資系デベロッパーやオペレーターにより開発・運営されるホスピタリティプロジェクトが多く、外国人が購入できる1棟当たりの戸数制限内で完売したマンションなども少なくない。

2017年年初から6ヶ月間でダナンを訪れた観光客数は320万人に達し、前年同期比で33%増加した。そのうち、外国人観光客は120万人に達し、前年比72%増となった。観光の活況に伴い、ホスピタリティ業界のパフォーマンスも大幅に改善された。

ホテル事業では平均客室単価と客室売上高はそれぞれ前年比11%、15%増となった。平均客室稼働率は前年比7ポイント増で72%に達し、中でも5つ星ホテルは最も良いパフォーマンスを見せた。コンドテル事業は、投資主による12%の高利回り保証と買取保証で多くの購入者を引き付け、約70%の高水準の吸収率で安定したパフォーマンスとなった。リゾート型別荘事業は7つのプロジェクトが完売し、市場全体の吸収率が81%と高水準に達した。販売価格は家具完備で1㎡当たり650~3000USDの間を推移している。

2017年下半期と2018年にホスピタリティ市場、特にホテルとコンドテル市場は大量な供給を迎えると見込まれる。2017年11月にダナンで開催されるAPEC首脳会議は、今後の中部不動産への投資を促進し、将来的に有望なホスピタリティ市場になると期待される。

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