ビジネス

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困ったときに読む、 優秀人材の探し方

悩みが尽きない人材や組織の課題


回はこのコラムの最終回となります。最後は前回に続いてリテンション(人材の引留め・確保)についてです。

実はここまで長々と採用や面接について書いてきましたが(笑)、私自身、組織作りの中で、このリテンションが一番重要だと思っています。当たり前の話ですが、組織にとって必要な人材の定着と成長は大きなアドバンテージですし、人材の流出は時間的、金銭的、職場の活力の面からも大きな痛手ですよね。

ただ難しいのは、全員が長く勤務することが必ずしもベストとは言えない点です。勤務歴の長いマネジャーが会社の新たなステージに適応できず、懸念材料となっている例を多く見てきました。この場合、誤解を恐れず言えば、社歴が長くても別の道を選んだ方が良いでしょう。このようなマネジメント層の人材の見極め、引き留めるべきか、組織代謝のために退職もやむなしと考えるかは、とても重要です。

しっかりとしたマネジメントが存在すれば社員の多少の入れ替わりも大きく響きませんし、逆にキーパーソンが退職すれば簡単に組織が崩れてしまいます。日系企業の多くは、離職率を気にしたり、均一な新人研修には積極的ですが、マネジャーを伸ばす研修、育成、リテンション施策などはそこまで行っていない気がします。

かく言う私も、常に社員にベストな環境を作れているかと聞かれると不安は多いですし、全く心配なく完璧だと自信を持たれているお客様にお会いしたこともありません。人や組織は互いに作用して変化するので、人材に関する悩みは尽きず、何時も安心することができないですね。今まで読んでいただき、どうもありがとうございました。

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