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SSI証券のべト「株」探訪記

10月に市場が反発しポイントが上昇
電子製品がGDPの成長を牽引


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月の株式市場は軟調で、主な動向は小さな変動幅でほぼ横ばい。9月末のVNインデックスは804.42ポイント(+2.77)、HNXインデックスは107.66ポイント(+3.64%)となった。第3四半期の各企業の業績が発表される10月に入ってからは市場が反発し、10月13日にはVNインデックスが820.95ポイント、HNXインデックスが109.11ポイントに上昇した。2017年年初来、前者は23.48%増、後者は36.18%増で、世界でも堅調に成長している市場の1つとなっている。

9月の流動性は1日当たりわずか4兆2620億VNDで、前月より2.6%低下し、7ヶ月間で最低水準となった。投資資金は大型株を中心に流入し、特にVN30指数を構成する30銘柄の売買高は、2017年年初8ヶ月のホーチミン証券取引所(HOSE)の41.6%に対して、9月は50.8%となった。

GDP成長率はQ1(第1四半期)が+5.15%、Q2が+6.28%で、Q3が7.46%に加速し、年初9ヶ月の成長率を+6.41%に引き上げた。Q3の成長改善に大きく貢献したのが加工製造業で、特に電子製品の製造部門だった。8月末発売の「Galaxy Note 8」のおかげで、電子製品製造部門が前年同期比44.5%増となり、過去32ヶ月間で最高の水準に達した。携帯電話は輸出総額の約20%を占めているため、GDP全体を牽引し、成長に大きく貢献した。

9月の消費者物価指数(CPI)は前月比+0.59%で、8月を除いて、10ヶ月間で最も高いインフレ率となっている。中でも、新学年開始で多くの地方で学費が引き上げられた「教育」品目は+5.0%上昇した。また、世界的な燃料価格の上昇がCPIに影響を与え、ガソリン・石油価格が2回に渡り値上げされたことで「交通」が+1.51、ガス価格5%増とケロシン価格3.08%増により「住宅・建材」が+0.69%となった。

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