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熱視線!ベトナムの不動産マーケット

ベトナム不動産市場の全体像
住宅、オフィス、ホテルで活況続く


ンドミニアム市場では、2017年9ヶ月間の流通戸数が2016年通年を上回り、3万2000戸に達した。住宅用購入者の高いニーズや高い賃貸利回りで、投資用購入者が増加し、第4四半期は安定的に成長すると見込まれる。土地所有権付きの不動産市場においても、新たなインフラの整備や中間層の拡大のおかげで、高い吸収率に達した。

住宅市場は投機目的より居住目的に移りつつあり、市場としては健全な成長となって良い兆しだ。ホーチミン市やハノイなどの大都市では、手頃な価格帯の物件の需要が急増している。ホーチミン市ではCクラス物件の取引が2016年は取引全体の48%だったが、2017年の9ヶ月間は6割を占めている。拡大している中間層に向けた銀行の貸付力に加え、安定した抵当利息は、2018年の手頃物件の成長を加速させると思われる。

賃貸オフィス市場は、ホーチミン市のオフィス物件入居率が95%に達し、これからも特にAクラス物件は上昇が見込まれる。ホテル市場は観光客の増加に伴い、特にハノイは安定したパフォーマンスを見せている。

2017年9ヶ月のFDIの認可額と実行額は共に前年同期比で上昇し、韓国、日本、シンガポール、台湾と香港が投資トップ国。不動産市場に関しては、ベトナム市場参入の先駆者とされたのがシンガポールで、中でもCapitaLandは商業施設を中心に、5億USDの不動産投資ファンドを設立した。最近では日系企業も積極的な動きを展開している。

ベトナムは2017年のAPEC首脳会議開催をきっかけに、観光、経済、社会を全体的に発展させる実践的なアクションを取るべきだと思われる。

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