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ベトナム人マネジメントの「素」

北部育ちで南部大学出身の
若者を狙え! の巻


さんご存知のように、ベトナムの南部と北部では、国が違うほど県民性(?)が異なりますよね。人材配置でもやはり一定の配慮をしている企業が多いと思います。特に南部の人材を北部へ配置転換するのはとてもパワーがいることで、人事を伝えた瞬間に「辞めます!」と言われた方も少なくないのでは?

そこで、面白い採用をしている企業様にお話が聞けました。その会社は北部に製造拠点、南部に販売拠点があるのですが、「北部育ちで南部の大学卒業者を採る」と言うのです。なぜかと聞くと、「北部と南部の強みがミックスされた、どちらでも働ける人材が多いから」とシンプルに答えてくれました。

北部のトップダウン式のチームで働ける行動力とビジネスセンス、南部の大らかでアーティスト気質の性格が、上手にバランスよく溶け合っている人が多く、「ずっと北部、ずっと南部の人より、ウチでは活躍しています」とのこと。ちなみに、「高校卒業まで北部でその後南部に住む人は、完全に南部に染まることが多い」とも言っていました。

生まれ育った背景は採用の参考になるでしょうし、実際に地域色を意識して採用活動をしている企業も少なくありません。たた、「いつまでどこに住んでいた」という視点で、採用の判断材料を探すというのは、とても新鮮に感じました。

確かに私が知っているベトナム人の友人も、ホーチミン市で欧米系やアジア系の外資で働いている人は北部出身者が多く、その中には南部の大学を出ている人も一定数いるのだろうと。南北に拠点がある会社なら、こういった視点を参考にすると、採用活動の幅が広がるかもしれませんね。

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