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日系企業の人事 基本の「き」

ベトナム人スタッフの面接 全体的な流れと質問事項


中途採用は「即戦力」のイメージを強く持たれる場合が多いですが、ベトナムではまだ民間企業や外資系企業の歴史が浅く、経験も実績もある人が少ない転職マーケットになります。その中途採用の面接についてお伝えします。

 
まず求める人物像を言語化して、ターゲット人材を具体的にイメージしてください。採用するに当たって「必須のスキル」や「歓迎するスキル」などで整理しておくことが重要です。面接の前には応募者の履歴書などを読み込み、質問で掘り下げるポイントなども準備しておきましょう。

 
実際の面接現場では、相手は非常に緊張していると思ってください。そのため、まずはアイスブレイクとして「家族構成」や「会社までの道順」など、簡単な質問から入ったほうが無難です。次に、今までの人生経験での「喜怒哀楽」や、「葛藤を伴って決断したこと」など、大まかな価値観や人格の基礎がわかる質問をしていただきたいです。

 
その後は、「志望動機」や「入社後にしたいこと」など未来の質問をされる方が多いです。間違ってはいませんが、面接の本質は過去の「事実・判断」や「成果・実績」を確認することです。

 
より具体的に「誰と」、「何を」、「いつまでに」、「どのように」したかなど、5W1Hを意識して聞き出すようにしてください。過去がしっかりしている人は、未来(入社後)もしっかりしている可能性が高いものです。

 
面接の目的とは、求める人物像の要素を応募者が保有しているか見つけることです。イメージですと木彫りの像を原木から掘り出す感じで、恋愛に例えるなら伴侶を見つけて口説くプロセスに近いでしょう。

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