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日系企業の人事 基本の「き」

ベトナム人スタッフの面接 具体的な段階と評価の注意点


面接では、「説明」「質問」「選考」「説得」の4つが同時に行われます。企業側の最終目的は採用の成功ですが、面接を通じて求職者との相互理解を深め、相手をしっかりと見極めて口説くことで、動機形成や入社後の早期戦力化などを期待できます。
 
一般的にベトナム系企業は、面接官が「採用してやっている」など上から目線の威圧的な面接が多く、相手を口説くことはほとんどなく、優秀なベトナム人が辞退しているケースも少なくありません。日系企業は面接を上手に行うことで、優秀な人材確保を有利に進めることが出来ると思います。大まかな流れは以下です。
 
1:事前準備(履歴書などを読み込み、面接のイメージを作る)
2:導入(面接官の自己紹介などで、相手の緊張状態をリラックスさせる)
3:人物概要の確認(自己紹介や転職活動状況などを聞き、基本的な情報を収集)
4:掘り下げ(応募者の内面に迫り、採否決定のためにテーマを絞って質問)
5:エンディング(ねぎらいの言葉などで、不安や疑問を解消)
6:評定(面接評定表などに記入して総合的な人物評価[応募者の前で評定は行わない])
 
面接官の陥りやすい誤りには以下の3点があり、注意が必要です。優れた点や劣っている点をひとつ発見して人物全体を評価する「ハロー効果」。容姿、応答の速さ、発言量など表面的な印象で行う「印象評価」。他の応募者や自分自身と比較して行う「対比評価」です。面接官はマナーを守りながらフランクに接することも重要です。
 
国籍が違う者同士が互いに打ち解けるまでには時間が必要ですし、本音をすぐに話せるベトナム人は日本人より少ない印象です。

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