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日系企業の人事 基本の「き」

ベトナム人スタッフの面接 面接時の具体的な質問事例


面接の質問では一般的に、「志望動機」や「入社後に望む仕事」などの未来に対する質問が多いですが、むしろ過去の事実や判断基準などを確認いただきたいです。また、どの質問にも全て目的を持ちましょう。いくつかの例を以下に挙げます。
 
「今までの人生で一番嬉しかったことは?」。回答が自分自身の努力で達成したこと、自分以外の相手が喜んでくれたこと、チームで協力したことなどの差で、協調性の濃淡や、相手の立場に立てるかなど、大まかな人柄がわかります。「好きな映画・ドラマ」などを聞いて、具体的にどのシーンがなぜ好きかの理由を確認するなどでも、大切にしている価値観などがわかります。
 
次に業務スキルについての質問例です。「周りの人を巻き込んで進めた仕事は?」。どんな行動をしていたかを確認することで、営業職などに求められる「主体性」の有無が見えてきます。「目標を自分で設定して、やりきったことは?」でもよいでしょう。
 
「退職時の引き継ぎをどのように行ったか?」も大切です。どんな業務にも必要な「責任感」が顕著にわかります。責任感のある人は自己都合退職でもしっかりと引き継ぎをし、退職後もフォローなどを行い、前職の企業と良好な関係を維持しているものです。退職するのは悪いことではないですが、辞め方はとても重要です。
 
大切なのは、求める人物の人材要件を事前に確認し、言語化しておくことです。そして、対象者がその能力や適性を持っているかを、面接の質問で見つけ出すのです。
 
「どんな人が欲しいか」を事前に想定していないと、質問項目は設定できないものなのです。

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