総力特集

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ベトナムには進出したいが初期投資が心配、事業を早くタートさせたい、リスクを考えて市場調査から始めたい……。こうしたニーズの解決法として、「レンタル工場」や「レンタルオフィス」が拡大している。入居企業、サービス、賃料や今後の事業展開まで、南北8社の企業にその特徴を語ってもらった。

 

今年2月から開業 ハノイでのスタートアップに

今年2月にレンタルオフィス事業を始めたばかりのタイヨウオフィス。ハノイのカウザイ地区で計8室をレンタルしている。日本大使館から車で約10分という立地の良さもあってか既に6室が埋まっており、その半数が日系企業とのことだ。

レンタルオフィス以外には約20席のフリーデスク制机貸しや会議室レンタルもあり、これらを含めた全体的な入居企業は人材紹介、法務税務コンサル、商社など様々で、工業団地へのアクセスを重視する企業が比較的多いという。

「主にハノイでの事業スタートアップのご利用に使われています。レンタルオフィスには日本人のベトナム語通訳者が常駐しており、会社設立の細かな点からフォローをさせていただいています」

実際に同社では、日本人常駐、工業団地へのアクセスの良さ、価格とサービスのバランスなどが選ばれる理由だと考えており、無料サービスとして共有オフィススペース利用、住所利用、高速WIFI利用、接客対応、郵便物発送手配等がある。

オフィス

オフィスが入る
Eurowindow Multicomplex

事業推進の基盤作り 業界の競争は激化

同社の社長は日系企業で8年間働いたベトナム人女性。ベトナムへの進出を望む日系企業の最初の一歩となるオフィスを提供し、事業推進のための基盤に使ってもらいたいと同社を設立し、レンタルオフィス事業を始めた。

「弊社の基軸事業はこのレンタルオフィスです。様々な背景を持つ企業のビジネス拠点としてここに人が集い、出会いが生まれビジネスを発展させていく、これが私たちの目指すところです。レンタルオフィス事業以外にも日系企業への日越通訳・翻訳をベースとした営業支援を行っており、入居企業に法務税務コンサル会社や人材紹介会社がいらっしゃいますので、進出ワンストップサービスの提供が可能です」

事業をスタートして1年目だが、今後はレンタルオフィス業界において、サービスの多様化と価格競争が激化すると考えている。

「当社としては主に日系企業の皆様の進出をサポートする付随サービス、特に日本人ベトナム語通訳者が常駐する強みを生かし、日系企業に対する現地マーケットへの営業支援といったサービスに、今後は力を入れていきたいと考えています。」

基本情報

設立年 : 2017年
所在地 : 5th floor, Eurowindow Multicomplex, 27 TranDuyHung St, CauGiay Dist, Hanoi
概要 : 300㎡のワンフロア、8室
最低契約年数 : 6ヶ月
賃料目安 : 500~1200USD(月額、VAT別)

 

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