総力特集

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ベトナムには進出したいが初期投資が心配、事業を早くタートさせたい、リスクを考えて市場調査から始めたい……。こうしたニーズの解決法として、「レンタル工場」や「レンタルオフィス」が拡大している。入居企業、サービス、賃料や今後の事業展開まで、南北8社の企業にその特徴を語ってもらった。

 

中心街の複合施設 顧客満足度が9割超

ホーチミン市の中心部という抜群の立地にあるVincom Center。そのオフィスビルにレンタルオフィスを持つのが、Crosscoop Vietnamだ。部屋数は38で1~6名用が33部屋、7~12名用が5部屋の他、シェアオフィスも備える。

「クロスコープはアジア最大級の日系レンタルオフィスと自負し、日本品質のオフィスサービスを提供しております。オフィスでは日・英・越語に対応し、また、ベトナム進出前に日本での相談を承れることも大きなメリットですね」

進出後はパートナー企業の紹介や、会計・税務、人材紹介などの専門会社の紹介にも無料で対応。入居企業はIT、電気電子、物流、製造、商品販売、教育、専門サービスなどと多彩な顔触れであり、約半数が日系企業、残りが欧米系やアジア各国の企業だ。

同社では毎年顧客満足度を調査しているが、満足度は毎回90%を超えているそうだ。そのためか現在の入居率は約95%と高くなっている。

オフィス

Vincom Center

「1ヶ月から利用できるので、現地法人設立前の短期プロジェクトオフィス、工場操業までの準備室、駐在員事務所などに使われています。お客様に多いニーズは販路開拓、提携パートナー探し、市場調査などです」

細かな対応が必須 事業拡張を計画中

設立は2012年。レンタルオフィスを始めたのは、日系企業のベトナム進出増加を見込んでのことだ。実際にそのニーズは増加しているようで、売上ベースで毎年約15%の成長をしているという。ただ、入居企業については変化もあり、以前は製造業やIT系が中心だったのが、徐々に小売りやサービス業などが増加しているそうだ。

今後はオフィスやスペースを提供するだけから、顧客のより細かな要望に対応する必要が出てくると見ている。
「多様なオーダーに応えられるワンストップサービスや、アライアンスによる国内他都市のオフィスとの相互利用などのニーズが顕在化しています。また、オフショア開発拠点として運営できるレンタルオフィスも求められるでしょう」

これらのニーズを汲み取りながら同社では、現在のVincom Center内でのレンタルオフィスの拡張や、ホーチミン市内の別の地域での新規事業、他都市への展開も検討している。

基本情報

設立年 : 2012年
所在地 : Vincom Center 72 Le Thanh Ton,Dist.1. HCMC
概要 : 38室
最低契約年数 : 1ヶ月
賃料目安 : 問合せ

 

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