ライフ

Life

溝口耕児のメンタルヘルス

メンタルヘルス vol.4


海外赴任経験者に、「赴任して一番苦労したことは何ですか?」というアンケートを実施すると、こんな答えが返ってきます。

 

①コミュニケーションが取れない
②メンタルケアがうまくいかない
③食べ物、生活臭、温度・気温、居住環境などの生活環境になじめない
④他人とのリレーションがうまくいかない
⑤様々なコンセンサスが取れない
⑥健康維持が保てない

 

母国を旅立つときは、「何とかなるさ」、「語学には自信があるから大丈夫」、「世界標準レベルの英語が話せるから」などと、皆さん甘く見ています。

 

たとえこちらが語学堪能でも、相手が堪能であるという保証はありませんね。また、こちらの意志や考えが伝わっていると思ったら、まったく伝わっていないことがしばしばです。「わかりますか?」と確認したり、尋ねるたりすると、「OK!」や「大丈夫!」と返ってきますが、実はわかってくれていないことの方が多い。特に、こまかいニュアンスなどはほとんど伝わりません。

 

従って、「理解してくれて当たり前!」と考えずに、「わからないことが普通なんだ」と考えて、丁寧に、繰り返し、コンセンサスに努めねばなりません。「わかってくれている!」と思っていて、「実はわかっていなかった」と知ったときのダメージを考えてください。相当なストレスです。

 

母国人同士でも、同じように伝わらない悩みをよく相談されます。海外の異文化なら、当然ですね!

ページの先頭へ