ベトカル

Vietcul

人気メディアの編集長に取材!

世界著名ブランドが支える
ラグジュアリーファッション誌 vol.06


社会的なメッセージも

同誌が開催したファッションイベント
「Dep Fashion Show」

誌名の『DEP』は「美しい」という意味のベトナム語。ファッションだけでなく、様々な意味で「美しく生きる」というコンセプトから創業者が付けた。

同誌の売りといえば、ファッション写真集へのこだわりだ。世界中の有名なブランドやデザイナー、ベトナムの有名なデザイナーのコレクションを、コンセプトやストーリーに沿って紹介している。もう一つの特徴は、ファッションや社会的なメッセージを読者に届ける「Feature」という記事。例えば、2015年3月号では国際婦人デーを機に「True Beauty」、最近では日本的な思考をテーマに「Less is More」といった特集を組んでいる。他は、ライフスタイル、エンターテインメント、家庭、ビューティーなどのページで構成される。

編集者はホーチミン市とハノイの事務所を合わせて10名だが、他にフランス、アメリカ、シンガポールなど海外と国内の数多くの著名なデザイナー、フォトグラファー、スタイリストのコントリビューター陣を有している。雑誌の発行のかたわら、同誌は2004年から毎年「Dep Fashion Show」のイベントも開催している。紹介されるのはベトナム人デザイナーのコレクションのみで、ショーを通して、著名になり、独自のブランドを立ち上げたデザイナーも多くいる。その代表はドー・マイン・クオン氏(Do Manh Cuong)やリー・クイ・カイン氏(Ly Quy Khanh)だ。

ベトナムの人気ブランドは?

クリエイティブ・ディレクターのMs. Ha Do

「ベトナムでファッション業界が興ったのはたった20年前で、産業とまでは言えません。ただし、この数年はオーディション番組『ベトナム・ネクスト・トップモデル』など、ファッション関連の番組、コンテストが数多く開催されるようになり、市場が積極的な変化を見せています」とクリエイティブ・ディレクターのハー(Ha)氏は語る。

InstagramやPinterestなどSNSのおかげで、若者は常に世界中の最新トレンドをつかむことができ、ファッションへの認識も高まっている。一般的に読者に人気があるブランドは、ファッションならマンゴ、アザラ、化粧品なら資生堂、ラネージュ、ランコムなどだという。特に、ラグジュアリーブランドのシャネルやディオールはビジネスウーマンに愛用されるそうだ。

「世界中の有名な高級ブランドは、ほぼ全てベトナムに来ています。今後はよりハイセンスで、個性を打ち出したファッションブランドが流行っていくでしょう」と今後の動向についてハー氏は語った。

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