ベトカル

Vietcul

人気メディアの編集長に取材!

世界で読まれるフォーブズ
ベトナム版が3年前に創刊 vol.12


豊富なオリジナル記事

編集長のMr. Tran Dang Khoa氏

1917年に創刊された「Forbes」は、世界40ヶ国以上に各国版がある骨太のビジネス誌。Forbes VietnamはForbes Media LLCよりフランチャイズ権を獲得した後、ベトナム語での月刊誌として2013年6月に発刊された。ベトナム初のグローバルなビジネス誌であり、主な読者層はビジネスマンと企業経営者という。

同誌はビジネス・経済情報をはじめ、経済を左右させる影響力を持つ人物や企業の特集記事、ベトナムでのビジネス成功例、ベトナム型ビジネス文化などのコンテンツを持つ。また、Forbesの特徴である「ランキング」も踏襲されており、様々な分野での30歳未満のキーパーソンを30名選出する「30アンダー30」などを発表し、読者から好評を得ている。

「現在はベトナム版のオリジナル記事は60%~70%、世界各国版の記事のキュレーションが30~40%です」

編集長のコア(Khoa)氏はこう語る。特集記事には「ベトナムの優良上場企業50社」や「フランチャイズビジネス」などがあり、各業界の専門家が寄稿するコラムや経済レポートの「Upfront」の他、「企業・人物」コラムでは、企業やビジネスマン、経営者などのストーリーやビジネスアイデアを取り上げ、ファッション、旅行、音楽、エンタメなど最新トレンドも発信。他国版と比べて同誌は、大手企業だけでなく中堅企業や、IT系のスタートアップベンチャーなどにも重点を置き、取り上げているという。

同誌には編集者と記者がおり、編集チームの一員になる第一条件は経済・金融市場における豊富な知識、記者にはプロフェッショナルなマナーと職業論理を求めているそうだ。

育つ有望なビジネスマン

同誌が2016年5月にホーチミン市で主催したイベント「アンダー30サミット」

コア氏によれば、ベトナムのビジネスマンコミュニティは質的にも量的にも発展しており、1980年代後半の経済開放・自由化後の第1世代ビジネスマンの後、ビジネス界における経験や知識を持つ新世代のビジネスマンが誕生したという。

「彼らの多くは国際的な経営環境、特に東ヨーロッパやアメリカで学んで、前世代より戦略を持ち、マネジメント能力に長けて、現在の大手企業を設立した者もいます。最近では若者の起業家コミュニティも生まれています。しっかりと教育を受けた20~30歳のビジネスマンで、創造力とITに注力していることが特徴です」

同誌は電子版に常に最新の情報や記事を掲載することで、デジタル配信の強化を図っている。また、Forbesのブランドを活かしたイベントの開催や、ビジネスでの成功を望むビジネスマンや若い世代向けのセミナー、カンファレンスなどの活動も促進していく計画だ。

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