ベトカル

Vietcul

イベントオヤジの独り言

舞台監督 Vol. 20


本(海外もほぼ同じ)のイベント業界には、舞台監督(ステージマネジャー)という職種があります。名前の通り、舞台のすべてを段取りし、仕切る特殊な仕事です。舞台監督は、音響、照明、映像、出演者など様々な演出手法だけでなく、テクニカルなパートも理解していないと仕事になりません。大きな舞台になると有名演出家の下で表現方法を即座に判断し、舞台を仕切ります。有名歌手のショーでは各テクニカルにそれぞれ監督が付きますし、有名アイドルグループですと各アイドルに1名ずつ監督が付いて、ステージの段取りや演出を伝えます。

弊社のステージチームにもプロとして舞台監督の仕事を教えてきたのですが、ステージマネジャーは我慢の世界。この国の方に我慢を教えるのは難しいです。徹夜もあれば飯も食えない、気が付くと何時間も立ちっぱなし。イベントが大成功して終わるまで、ただ辛いだけなんです。

小規模のセレモニーやアトラクションであっても、舞台(ステージ)進行というのはとても大切です。ただMCが台本を読み、PA(音響)サプライヤーが適当なタイミングで音楽を出す、というのは学芸会レベル。舞台監督はMC、挨拶者、アトラクションの出演者など、主役を気持ち良くステージに立たせて、音(音響)も明かり(照明)もさりげなく進めていく。こうした進行をするのが舞台監督の仕事です。

裏方の中の裏方。業界の中でもかっこいいイメージの演出家より、現場で仕切る舞台監督の方が、ある意味プロフェッショナルであるとも言えます。

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